・野球・サッカー・フィギュアスケート・競馬・モータースポーツなど、日本のスポーツは世界屈指のレベルをもちながら、日本語という「言葉の壁」により、海外から得られる情報は限られ、実際の観戦にも苦労する。
例） Ｊリーグ、プロ野球の双方とも英語版の正規オンラインチケットは無い。また、海外発行のクレジットカード決済に対応しておらず、海外からの購入は非常に困難。
2013年には訪日観光客が史上初めて1,000万人を突破、2020年東京五輪に向け3,000万人を目指す中で、「クールジャパン」は 寿司やアニメだけではなく、国内スポーツをコンテンツとして強化することは大きな課題になる。
また、人口減少・高齢化社会を迎える中でプロスポーツチームが入場料収入を最大化するにあたり、訪日観光客の取り込みは大きなフロンティアである。
訪日観光客によるプロスポーツ入場料収入を概算すると、2016年には、2,000万人（訪日観光客総数）ｘ10％（プロスポーツ興味層）ｘ5,000円（単価） ＝ 100億円 程度になると考えられる。
現在のＪリーグ全体の入場料収入が約150億円であることを考えると、ポテンシャルは大きい。

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