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浪漫の虎 【白石康次郎賞】浪漫の虎 【白石康次郎賞】企業の次世代リーダー育成企画
大橋 龍司
私のビジネスアイデアは、企業の次世代リーダー育成のコンテンツとして、 アスリートたちの「逆境を越えたプロセス」「頂点を極めた後の施策」等を、企業次世代経営者向け研修コンテンツとして有効な策としてご提案したい内容です。これは、アスリートのセカンドキャリア施策として雇用創出に繋がるものと考えます。
まずは、アスリート(スポーツ)とビジネスを結びつける前に、「アスリート」とは何か、なぜそんなに我々に感動を与える存在なのかを定義したいと思いました。 アスリートは、逆境にこそチャンスがあると経験的に知っていることが大きいと思います。子どもの頃から一歩、一歩階段を上がっていく。次のレベルが見えてきたら、それに挑戦することは大変だと分かっていても挑んでいくのが、自分でできると信じているからだと思います。 アスリートは個人だろうが、団体だろうが逆境を乗り越えることは同じであり、逆境はいろんな種類があると思いますが、全てそれに打ち勝つだけの勇気と経験値が、彼らを挑戦させる意欲を掻き立てるのです。 そして、逆境を乗り越える際には人間の思惑を超えて、奇跡を起こしてくれます。つまり、逆境こそが感動を与えてくれる重要な要素になっています。 そして、これからが本題でしてこのアスリートたちの『逆境を乗り越えるプロセス』が企業経営と同じであり、特にオーナー企業の悩み(個人)、大企業(団体)の悩みとして大きなテーマが次世代リーダー育成への重要なコンテンツになりえると思っています。 企業経営者の未来的な重要なテーマは、「後継者育成」、「事業承継」「組織の整備」などが緊急かつ重要な課題であると思われます。 特に、老舗企業群の青年部(現在、副社長以下)たちは、創業者や創業から何代目にも変化している中では、事業継続をどうするべきかと日頃から考え続けているのです。 そこで、アスリートたちが経験した逆境に対しての行為・頭脳・戦略・戦術などを彼らの中に、“暗黙知“になっているものを”形式知“化して、可視化しておくことが大切だと思うのです。 可視化しておく前提として、アスリートには「クリティカルシンキング」、「ロジカルコミュニケーション」、「リーダーシップ」、「マーケティング」、「ヒューマンリソースマネジメント」などあらゆる機会を通じて自己啓発をすることは当然と考えます。且つ、つまり、アスリートたちの企業経営者の立場と同じようになれるように、自分の経歴やつんできた実績を棚卸しして、他者へ表現できるように ファシリテーション、コメントできるような育成は必要かと思います。 形式化し可視化してもらいたいコンテンツ例は、 ・ 世代世襲パターン:次のリーダーが決まっているが、それが機能しないケース ・ 抜擢パターン:アスリートご自身が抜擢されたりして、組織内で融合していくケース ・ 統合パターン:まったく違う環境下で同じレベルの方々を組織を機能させるケース などです。 団体ケースを挙げていますが、個人での事例でも経営者が次世代リーダー育成に悩んでいるテーマは山積み 【ターゲット企業群】
東都のれん会(創業 100 年以上、3 代目以上、現在事業承継中)
* このような老舗企業が狙いやすいです。それ以外にも中小企業支援センター、 業界団体、法人会、経営者団体などがベストです。 【テーマ案】
「なでしこジャパン」から学ぶ「もう一度頂点に立てるか」講座
-全員サッカーで望む組織の底上げ手法についてー 【社会的な意義】
スポーツアスリートたちから学ぶ企業経営者が悩む次世代育成のヒントになるコンテンツとして機能させる。また、アスリートたちの雇用創出に繋がる
【コンテンツ案】
1. 今のままのレベルではオリンピックでは勝てない。(上を目指す意識)
2. 控え選手のモチベーションアップ(全員の戦力アップが必要) 3. 臨機応変に対応する組織体制(対応力) 【アスリートへの二次的効果】
企業経営者として、折衝するのでアスリート(個人・団体)ともに彼らの生き様を共感できる機会がとても増えると思います。
それに共感する経営者が出てきて将来的には、スポンサードしてもらえる可能性もとても高いということです。 以上のような具体的な事例を作成して、スポーツ価値を創造できるアイデアを提案してこのレポートを結びにしたいと思います。 |
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