浪漫の虎 【鈴木岳賞】 藤野 隆弘
スポーツの価値で創造できるビジネスアイディアをひとつ考えよ!
インターネット上のSports School(スポーツスクール)
■ビジネスアイディア
インターネット上で、講師としてスポーツに関する自身の知識や技術を教えたり、生徒として学びたい知識や技術を有料で学ぶことができるインターネット上のスポーツスクールというシステムの設置。
講師
自身が講師として教えることのできるレッスンを登録。
(例、筋トレ方法、競技にあわせたトレーニングメニュー・戦術・練習メニューetc)
時間、レッスン料金を設定
レッスンはマンツーマン方式や、時間等を事前に設定したクラス形式(講師1名、生徒複数名)など選択可能
生徒
学びたいレッスンを検索、選択する
講師の過去の授業の評判等が確認できる
講師
レッスン日時の調整を生徒と行う
クラス形式の場合には時間は先に設定
講師、生徒
携帯電話のTV電話及びパソコンのウェブカメラを利用し、画面を通してレッスン開始
生徒
レッスン終了後に講師の授業の評価
レッスン料金は個人登録時に設定したクレジットカードでの決済
スポーツスクール
設定した金額から一部の手数料を差し引いて講師の登録銀行口座へ振り込み
■社会的意義
「スポーツに関する有識者の雇用創出と、手軽にスポーツを学ぶ環境の提供。」
■ビジネスアイディア考案の背景
現代では英会話教室、料理教室、マナー講座など様々な学びの場が提供されているが、スポーツに関して学ぶ場所というものはとても少ない。スポーツと聞くと実際に体を動かすことに注目されがちだが、それだけではなく、知識を学ぶ場所があれば面白いのではないかと考えた。また、スマートフォンなどの普及により、テレビ電話はアプリケーション(Skype、LINEなど)を通せば無料で利用できる時代であるので、特定の場所がなくともビジネスが行えるシステムがあればよいのではないかと考えた。
■利 点
・インターネットを介すことにより、場所を問わず気軽に授業を受けることができる。
・生徒としてだけでなく、講師としても参加できるところがポイント。スポーツに関する有識者の収入の場となる。
・元有名スポーツ選手や、トレーナーなど、普段は触れ合う機会のない人よりアドバイスを個別にもらうことができる。
・学校の部活動の顧問がその競技の経験者ではなく、生徒にアドバイスできない場合でもこのシステムを利用すれば有識者の意見を聞くことができる。
■課 題
・このシステムが継続的な収入となり、スポーツ有識者の雇用創出につながるか?
・レッスン中の講師、生徒間のトラブル対応について。
・金銭授受のシステムの構築。
・講師の信憑性、能力等の判断をどのように事前に行うか。